宿


松崎宿関連資料室

 

 松崎宿の関連の資料集です。郷土史研究会や地元等の研究者が長年にわたり調査研究が行われてきました。私もその一部をお手伝いした事があります。
 資料は、まだ収集というほどにはほど遠いものです。皆さんのご協力をお願いいたします。


 「松崎城」

 (調査図面)

 肝心の松崎城の概要

松崎城は、天守が無く所謂「」でした。館の完成は寛政12年(1672年)、寛文9年は着工と言われています。分封地は、現小郡市域の17村と大刀洗の鵜木と?樋も含まれていました。

 確か最初に図面化されたのは柳氏だった
と思うのですが、調査のお手伝いをしたのを
覚えています。
 城を建てるだけあって外から見ると地形が
要塞そのもの、外周部の竹林は防備用という
まだ竹林が残っているところもありその規模が
うかがい知れる。
 その規模があまりに大きく、本城を凌ぐほどになるので中止した由でる。(医学博士 井手二郎)という説もあるとか。


 松崎と芭蕉

 芭蕉句碑が残されています。句の内容からして桜の時期に松崎宿を訪れたのではないでしょうか。
台座は、2段の6角形と本格的だ。後ろにも刻印がある。もっと大きい感じがしていたが意外と小さい。小高く土をもったところに建てられていた。(天満稲荷神社)

 「木のもとに汁もなますも桜かな」